夕暮れのハレマウマウ火口

ハレマウマウ火口に戻ってきました。19:00頃ですが、寒い・・・・
持ち物に「長袖・長ズボン」とあったので持ってきましたが、風が冷たい。
標高1,248mですからね。ぶるぶるっ。
どうしても寒い人は、ジャガー博物館が開いていますので退避しながら見学すると良いですよ。
 
天気が心配されましたが、心がけが良かったのか天気も良くてしっかり見学ができました。
帰りの集合時間までずっと・・・。陽が落ちるのは早いので、のんびりもしていられません。
 
19:05頃・・・

 
19:08頃・・・

 
19:11頃・・・

 
19:15頃・・・

 
これ以上暗くなると、赤さは増しますが火口が見えなくなるので、これくらいの時間が良いかも。
 
さ・・・タイムリミット!帰りの飛行機
の時間なので、慌てて空港へ戻ります。
20:56発のHA241便で、ホノルル空港まで帰ります。私たちは送迎してもらえないので、空港で
解散して、レンタカー
でホテルまで帰ります。空港駐車場
は15.00$/日でした。
 
ハワイ島ツアーの旅行記はここまでです。今度は滞在して、ゆっくり周ってみたいですね。
スポンサーサイト



Thurston Lava Tube(サーストン・ラバ・チューブ)

Thurston Lava Tube(サーストン・ラバ・チューブ)
日没
まで少し時間があるので、「溶岩トンネル」を散策しました。
 
1959年、キラウエア火山が噴火
した時に形成されたんだそうです。
溶岩が流れる時に表面が空気に冷やされて先に固まり、内側だけが熱いまま流れて空洞になった
言うことです。自然の力ですね。
 

 
天井からぶら下がっているのは、オヒア
の根っこ
です。
溶岩の隙間に根をはって伸びているのも、すごい生命力です。

 
(補足)オヒアの木とレフアの花について
オヒアとレフアは、元々恋人同士でした。火の女神ペレが、オヒアを自分のものにしようとして拒否
されたため、怒って木にしてしまいました。悲しんだレフアを見た他の神様が、一緒にいられるように
赤い花に変えたんだそうです。なので、この花は摘み取ってはいけません。オヒアとレフアが離れ
離れになったのを悲しんで、涙雨が降ります。

(この写真は、2010年にカウアイ島で撮ったオヒアとレフアです)
 
洞窟は短いので、あっというまに出口です。(さらに行きたい人は奥へ続く道が
あるそうですが、ライトは一切ないので懐中電灯
を持って自己責任で行って下さいね)

 
洞窟の入口も出口もジャングルです。背丈よりも高いシダ
が生えています。
この地域も溶岩でできているにも関わらず、今まで見てきたような砂漠的な乾いた場所ではなく
ジャングルのような雨
の多い湿った地域になっています。今まで見てきた場所から近いのに・・・
とっても不思議です。
 

 
固有種の鳥とかたくさんいそうな雰囲気です。

 
ジャングルを抜けて、駐車場
へ戻ります。

 
駐車場周辺はすごい霧。キラウエア火山の所は晴れていると良いのですが・・・
(霧が深いと火口の赤さが見えない)祈りながら、火口へと向かいます。

 
ここの洞窟・・・江原啓之さんが「オーラが見える洞窟」と言ったんだそうです。
知りませんでした。
確かにここを抜けた後、妙に母が元気になってはつらつと歩き出しました。自然パワーの空気を
吸ったからかなと思っていましたが、パワースポットだったんですね。(@@)

Rainbow(その2)

ここでも虹
と出会えました。雲が近いので虹も近い。
 

 

 

Holei Sea Arch(ホーレイ・シー・アーチ)

チェーン・オブ・クレーターズ・ロードの終点に来ました。
火口
から溶岩が流れ出し、海まで到達した場所です。火口と言っても先ほど見学した
Halemaumau(ハレマウマウ火口)だけでなく、この辺一帯は無数の火口

があります。
いろんな火口から流れ出した溶岩が幾重にも重なって作り上げている大地です。
 

左側の3つの建物はトイレ
です。水はありませんので、用を足したらジェル上の殺菌剤を使います。
 
右側の建物はレンジャーハウス。ビデオ(溶岩をなめていると命を落とすぞっ!)が流れています。こわっ!

溶岩は見た目黒いけど、実は中は高温
だったいするので、トレイルする人は要注意ですね。

 

道路は封鎖されていますが、徒歩で入ることはできるようです。この先を15分ほど歩いていくと、
デッド・エンド(溶岩遮断地点)があります。以前はそこにも道路がありましたが、この上にある
プウ・オオ噴火口から溶岩が流れ出し、道路をまたいで海まで到達したので、道路をふさいで
しまったんだそうです。すごいなぁ・・・そこまで歩きたかったなぁ。
 
ちなみに、このプウ・オオ火口は、2011/3/6に激しく噴火
したんだそうです。
まだ最近じゃんっ!(@@)
 
さて、海側
を見に行って見ましょう。

 
さわやかな光景が広がっていますが、間際まで行くと石の壁が・・・

 
そこから下を覗くと・・・絶壁でした!(@@)

 
そして右側を見ると、Holei Sea Arch(ホーレイ・シー・アーチ)が。
これも溶岩が作った作品です。本当に自然って面白い。


 
左側も絶壁が続きますが、立ち入り禁止なので入ることはできません。
波しぶき
が崖の上まで迫ってきますし、壁もないので危ない。

 
こんな看板が立っています。海に落ちないでね・・・

 
海側から山側と見るとこんな感じです。見渡す限り溶岩で、地盤沈下で凹凸がついていたり、
植物が育っていたり、生えた植物の上を溶岩が流れて黒く焼けていたりと、いろいろな表情を
見ることができます。

 
ここも植物
が育っています。緑があるとホッとしますね。

 
改めて、自然はおっきい!

 
・・・と、ここで夕食(まだ夕方17:30頃ですが)

お弁当(ツアーに含まれている)を、レンジャーハウスのテーブルでいただきます。
和食のお弁当でした。サーモンが美味しかったなぁ。

ヒロにある「Puka Puka Kitchen (プカプカ・キッチン)」のお弁当だそうです。

 
さて、陽
が落ちてきたので、Halemaumau(ハレマウマウ火口)の方へ戻ります
夜の火口
を見学するのがメインですから・・・

 

Holei Pali ?(ホーレイ・パリ?)

Holei Pali ? (ホーレイ・パリ?)
 
車窓から海
が見える所ま下ってきました。

 
実は、場所がはっきりしないのだけど、ツアースケジュールからするとココ(Holei Pali)。
でも、地図からするともっと下のような気がする・・・海へ続く道の途中には違いないのですが。(^^;;;)
 

を下りて見学します。

 
火口
から流れ出た溶岩が海まで続いています。こんなに段差があるのは、部分的に地盤沈下を
起こしたからだそうです。溶岩の流れ方によって、早かったりゆっくりだったりします。中に空洞を
作ったまま流れていくと・・・時間が経って溶岩の重みで空洞をつぶすんだそうです。で、沈下。
 
空洞はどこにあるか分からないので、この瞬間にも沈下する能性はゼロではない・・・(@@)
 

所々から水蒸気が上がっています。ってことは、この下は熱いって事。
 
パノラマ写真を失敗していたので、写真をつないでみました。とにかく広い!